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ストレスチェック

2016

11/08

【心の健康サポーターとしての想い】

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「電通の長時間労働 立件へ」
(2016年11月7日朝日新聞夕刊の見出し記事)

今、電通さんでは、
企業風土、企業精神が根本から問われています。
会社の労務管理に違法性がなかったのか、
刑事訴訟も視野に捜査が行われているようです。

この最中であっても、みなさんは、
真摯に目の前の仕事に取り組まれていることと思います。

ただその胸中は打ち明けられるはずもなく、
各自、ご自分の胸に押し込んでいることでしょう。

このようにいつもと違う環境になったこれからこそ、
ストレスチェックが活用できると考えます。

おそらく今は、
いつも以上にストレスが高くても当然です。

大事なのは、今後、その状態がどのような経過を辿るのか、
定期的にチェックされておくことは、
自分の状態を悪化させないために、おススメです。

精神医療的には、高ストレスの状態が数週間以上
続くと、生活や仕事に影響を及ぼしかねない状態に
なると言われているからです。

毎日を元気に働くために、
ご自分のストレス状態をチェックして、
気遣うポイントをおさえておきましょう。
 https://kokoro.mhlw.go.jp/check/

そして、いつも以上にケアを意識しましょう。
 https://kokoro.mhlw.go.jp/nowhow/

一人でうまくいかない場合は、
 産業医や、産業保健スタッフに相談してください。

社内のスタッフに相談しづらいのなら、
  会社で契約している相談窓口があるかご確認してください。

会社で契約していなくても、誰でも活用できる
相談機関もあります。

電話相談
 https://kokoro.mhlw.go.jp/tel-soudan/

メール相談
  https://kokoro.mhlw.go.jp/mail-soudan/

専門相談機関
  https://kokoro.mhlw.go.jp/agency/

もちろん、このような専門の相談窓口を利用せずとも、
あなたが一番安心できる人できるひとのことを
思い出すだけでもいいかと思います。

あなたは一人ではありません。

あなたのことを陰ながらでも、
気にしているひとは必ずいます。

そのひとは身近なひとかもしれませんし、
スマホの中のアドレスに入っているひとかもしれませんし、
遠い昔にお世話になったひとかもしれません。

きっと、
がんばるあなたを、がんばれないあなたを
ありのままのそのお気持ちを分かってくれる人は
います。

だから、お一人で抱え過ぎないで
もらいたいです。

人はみんな、どこかでつながっています。
人の字の通り、お互いに支え合っています。

お話をしてくれるひとがいるから、
聴かせていただく方は、ともにいさせていただく中で、
大事な多くのことに、
気づかせていただくことにもなります。

誰かに話をする、相談をするということは、
自分が弱いからではありません。
自分が悪いからでもありません。
誰かを裏切ることになるわけでもありません。

話をすると、今の自分に気づきますよね。

今の自分をありのままに気づけるほど、
何を大事にしたいか、
何が大事にできていないか、
何がじゃまをしているのか、
などに気づいていくと思います。

やっぱり大事なことは、
ひとから言われるよりも、自分で気づいた方が
いいですよね。

自分で気づくと、どうすればいいかその方向は、
おのずと見えてきますよね。

ただ、気をつけたいのは、
あまりにも自分で抱え込みすぎてしまうと、
その方向が見えなくなる時があります。

せっかく話しても、
「誰も自分のことなんて、わかってくれないな~」
と思うことがあるかもしれません。

でも、あきらめないでくださいね。
必ず、あなたのその想いにつながってくれるひとは
いますから。

だから、一般の従業員の方だけでなく、
経営者や幹部の方も含めすべてのひとが、
誰かとつながる行動をとってもらいたいです。

もしかしたらリーダーの方ほどそのお役割がら、
実はとっても孤独な状態なのかもしれません。

もちろん、誰かに話をするというのは、
タイミングがあります。

困ったらすぐ誰かに相談した方がいい、
というわけではありませんよね。

きっと何かに困っている時は、
何か大事なことに気づける時でもあると思います。

だから困っている時は、
決して悪いことばかりではないと思います。

でも困っている時は、
一人でいたい時でもあると思います。

ただ一人でいても気づきづらい時には、
誰かに相談をしても、誰かに支えてもらっても
いいんじゃないでしょうか。

なぜなら誰かに相談をしている自分を大事にできるほど、
気づくことが広がり、深まっていくことになると
思うからです。

余計なお世話かもしれませんが、
書かせていただきました。

なぜなら、
これから新たな一歩を踏み出すんですよね。

でも一朝一夕で改善できるわけがないですよね。

長い道のりになると、と思っておられるかもしれません。

だからもし、その道の途中で、
「疲れた~」
「やってられないー」
「やっぱり無理かも~」

と思うことがあると思います。

でも、その先に私たちが本当に望んでいる
ことがあるのではないでしょうか。

明るい未来につなげるために、
「働き方を進化させる!」

そのために今、私たち一人ひとりに求められていることは、
何でしょう。

それは、それぞれの「心」の中にありますよね。

その「心の声」に気づけるほど、
よりよい方向に向かっている
”目印”になるのではないでしょうか。

ぜひ、心の声に耳を傾けられ、
進むべき方向に向かわれますことを
願っています。

以上、書かせていただいた想いは、
電通さんの方にだけあてたメッセージではありません。

今までの働き方をよりよくするために、
日本で働く私たち、一人ひとりがお互いに支え合う
つながりを深めるために、必要なことと思います。

加えて、
あと一点申し上げたいことがります。

それは、
ストレスチェック・コンサルタントとして、
心理カウンセラーとして
臨床心理士として、
産業保健スタッフとして、
ひとさまの心をサポートする仕事を担う者として、
同志の皆さんに、お伝えしたいです。

それは、
今こそ、心のサポーターの私たちが、
声を出す時ではないかと!

待っていてはダメです!

本当につらい状況にいる人は、ご自分から
声をあげられないからです。

ならば、私たち、心のサポーターの方から
その渦中にいる人の処に出向いて行かねば、
必要としている人のサポートに
つながらないのではないでしょうか。

一緒になって考えるには、
相手の方の立場に立つことですよね。

ならば、心のサポーターの私たちは、時に
お相手の処に出向かせていただき、
同じ処に立つことも必要ではないでしょうか。

それはサポートを必要としている方と、
つながらせていただくために。

くしくも今年は、ストレスチェック元年。
働く人の心の健康を守り、
会社の生産性の向上を目的とした
取り組みが法制化されました。

だから、会社は従業員の方が、
健康で元気に働くことができるように
ストレスチェックを受けられる体制を
整えなければいけません。

でもそのストレスチェック制度を
会社の中で機能させるのは、
一筋で縄には、いきません。

私も当事者としてその大変さを経験しています。

でも、その経験がどなたかのお役に立てるなら、
との思いで、
「ストレスチェックの教科書」のサイトをつくりました。
何かのご参考になればと。

http://stress-check.org/

いい仕事をするには、健康第一。
その健康管理には、
カラダの健康だけでなく、
ココロの健康も整えることが大事な時代です。

いい健康をキープし向上させるには、
ストレスチェック制度がもっと活用されるよう、
心のサポーターの一人として、
今後ますます取り組んでいきます!

安全・安心・やりがいを感じられる
働き方の実現を目指して。